episode06

新たなる挑戦

不安と向き合い、未来への扉を開こう

2020年、独立して2年が経過しました。
この２年間、不安がなかった訳ではありません。

むしろ、不安があったから、頑張れたんだ。
もう一人の自分が、心の中でささやいています。

間違いではないですが
100%の正解でもありません。

不安と対峙した時
その不安（恐れ）から逃れるための行動をとれば
あなたは逃れることなく、苦しむことになります。

不安は、追いかけ続けます。
不安は、大きくなり続けます。

不安から逃れたかったら
向き合うしかありません。

その不安は、どこから来ていますか？
その不安は、どうすれば消えますか？

僕らは、限界を超えるように、超えることができるように
プログラムされて、この世に生まれて来ています。

泣くことしかできなかった赤ん坊が
倒れても、倒れても、立とうとするのはどうしてでしょうか？

人間は元来、挑戦する勇気を
生まれながらに持っている生き物です。

“挑戦する勇気”を否定すると
ここまでの進化は遂げていないはずですよね。

だからね。
思い出してください。
元々持っている“挑戦する勇気”を。

ずっとずっと前の祖先が
木から降りて二足歩行を始めたように。

あなたにも
まだまだ可能性があります。

これしてみたい。

そう思ったら、挑戦してください。
必ず、しなくていいような言い訳が発動します。

安定を捨てる時に作動する
“不安”という信号は、行け！と言う青信号でもあります。

だから僕は、何歳の挑戦も可能性があると信じています。

営業が苦手。
そう話してくれる方がいます。

提案して、断られたらどうしよう。
発した言葉で、嫌われたらどうしよう。
反論されたら、どう返事したらいいのだろう。

その不安が先に来ているので、
苦手スイッチを自ら、押していることが多いのです。

来てもしない未来を不安で彩ってしまう。

イメージした未来は、確実に現実化します。
不安を先にイメージすると、そのイメージが叶います。

イメージして欲しいのは自分が叶えたい未来。
目の前にいるお客さまを、笑顔にしているイメージを先にしてください。

今の自分だと
そのお客さまを笑顔にできないのなら

何が、足らないのか？
何を、足せばいいのか？

その差を見つめてください。
差に気づき、足らないものがわかったら
それを得られるようにしてください。

そう、できることの器を拡げて欲しいのです。

人財育成は轆轤を回すように

焼き物を作る轆轤を回すイメージできますか？
急に器を拡げようとすると、崩れてしまいます。
ゆっくり、ゆっくり、理想の形に近づけていきます。

イメージした“なりたい人”へのアプローチも同じです。

急に拡げると、そもそもの形が崩れます。
ゆっくり、ゆっくり、拡げていきます。

理想の形になるまで、1年、2年と掛かるかも知れません。
でも、学びという歩みをやめなければ、必ずその形は手に入ります。

人間というのは、不思議なものです。
一度乗れた自転車は、しばらく乗らなくても、乗ることができます。

体が覚えたことは、忘れないのです。

だから、大切にして欲しいと思います。
型に、基本があることを。

まずは“型”を覚える、崩すのは“それから”

どんなに時代が変わっても
どんなに時代が進んでも

基本を大切にする必要があります。

その競技、そのフィールドでプレーするときに
ルールを覚えていないと楽しめないように

営業という世界も
人間が住む地球という世界も

楽しむ仕事するために
楽しく生きるために

必要な“型”と“ルール”があります。

立川談志さんの“赤めだか”という本の中に
このような文章があります。

型ができてない者が
芝居をすると型なしになる。
メチャクチャだ。

型がしっかりした奴が
オリジナリティを押し出せば
型破りになれる。

どうだ、わかるか？
難しすぎるか。

結論を云えば
型をつくるには
稽古しかないんだ。

僕自身も、師匠からこの言葉を教えていただきました。

小手先のテクニックだけで生きるのではなく
あなたそのものを“型”にまで昇華して欲しい。

そのサポートを僕と弊社は、これからもしていこうと思っています。

人財を信じきり、型に昇華させるために

一説には、人は1日6万回の選択をしていきているそうです。

いつもの道を歩くか、歩かないか？
いつもの電車に乗るか、乗らないか？

無意識レベルから、意識できていることまで
選択の連続で生きていることになります。

講演会に行く、行かない。
塾に行く、行かない。

近いから、行く。
遠いから、行かない。

知っている人がいるから、行く。
知らない人ばかりだから、行かない。

こんな選択も
自分の未来を変え続けていると思えば
1つの選択を大切にしたくなりますね。

人間は言い訳の天才です。
今ある安心を手放すのが怖い。
当たり前です。

現状維持が安心ですから。

だから
ときには背中を押す
ときには明かりを照らす

そんな活動を2020年、始めます。

営業を楽しめるように。
仕事を楽しめるように。
人生を楽しめるように。

僕自身もそうですが
僕に関わる人のお手伝いとなるように、私たちも新たなる挑戦をします。